SCL夏祭りを終えて

SCL祭り
SCL祭り2011集合写真

アロハが草野球リーグSCL(サタデーチャンピオンズリーグ)に参加させていただいてはや3年。

 

SCLはGBNやストロングリーグ、草魂カップ参加チームも所属するレベルの高いリーグながら「交流」をコンセプトに運営されているリーグ。その「交流」をもっとも分かりやすい形で表したものが「夏祭り」。お盆近辺の土曜日に開催されているSCLオールスター戦です。帰省などで各チーム単体で活動するには人数が足りないが、草野球グラウンドはほとんど使われず余っているこの時期、野球がやりたいという真の野球馬鹿が少しずつでも集まれば試合できるよね! ということで始まった企画です。

 

アロハ自身、SCLに参加して以来多くのチームの皆さんとの交流を経てチームとして成長することができ、メンバーひとりひとりもより野球にのめりこむことができるようになりました。その恩返しの意味も込めて、今年は夏祭りの企画・運営にきっちり携わらせて頂きました。

 

準備の段階からSCL運営事務局の皆さまにもご協力を頂きながら、8/13に総勢70名超による夏祭りを無事開催することができました。炎天下のなか6時間、怪我人も出ず、参加された選手の皆さんに笑顔で帰って頂けたので本当にやって良かったなと思います。運営にあたっては自分の些細な提案も「やってみれば?」と快く受け入れて下さった先輩方、何か困ってること無い?と声をかけてくれた仲間に感謝したいと思います。当日の潮見の管理事務所の方も協力的で本当に助かりました!

 

そして、野球のパワー、SCLのパワーを感じた最たるものが、ドタ参はあっても、ドタキャンが無かったこと。今まで自分が関わってきたイベントでキャンセルは数パーセント織り込むのが常でしたが、一切無かったのですから本当に驚きです。仕事があるので、と午前か午後だけしか参加できないのに来て頂いたりと、感動すら覚えました。皆さん心底野球が、SCLが好きなんだなと感じた瞬間です。

 

傍からみればSCLが掲げる「交流」なんてなくてもいいじゃん? って思っているチームも世の中には多いと思います。何か意味あるの? って思ってる方もいるでしょう。

 

多く練習試合が組める、グラウンドの融通も利く、チーム運営の悩みも相談できる、いざとなれば助っ人にも来て貰える、など具体的な「交流」のメリットはいくつか挙げられます。しかし私の思う「交流」の良さ・ありがたさは、年齢や立場に関係なく「野球」という一つのスポーツに一生懸命に取り組んでいる仲間と知りあえたことです。さまざまなバックグラウンドを持った人間が、ただ真剣に野球が好き、というだけでつながれる。ちょっと大げさかもしれませんが野球とひとを愛する仲間がこんなにもいるんだなと。それを知るだけでも自分の人生が豊かになった気がします。

 

グラウンドでただ試合をして、勝った負けただけでは結果以外何も得られない。でもせっかく2時間余り真剣に戦ったのだから、一歩踏み込んで交流を図ることで、よりお互いのチームに興味を持て、野球を深く好きになれ、切磋琢磨もできるのではないかと思います。殺伐とした野次で気分を害することもないですしね。当然、勝負事だから必要以上に熱くなることもあるけれど、どちらが買っても対戦翌週には相手チームとお酒片手にざっくばらんに戦評を語り合ったりできるのもSCLならでは。お互い相手をリスペクトしながらも、自分たちの力を余すことなくぶつけられるから、できることなのかなと思います。そこにチームの成長のヒントも転がっているのかなと。

 

長くなりましたが、SCLの有り難味を改めて感じた週末でしたので色々書きたくなりました。これからもアロハはSCLとともに成長していきたいと思います。そして多くのチームと交流を図っていければ幸いです。来年も盛大に夏祭りやりましょう!

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コメント: 2
  • #1

    BULL監督 (火曜日, 16 8月 2011 11:13)

    まとめる人がしっかりしていたらちゃんとまとまるってことでしょう!
    交流ができれば友達が増える…。最高に面白いね。

    私もアロハメンバーと早くお友達にならないと取り残されちゃうわ♪

  • #2

    アロハ監督 (火曜日, 16 8月 2011 11:18)

    SCLに参加しているチームの皆さんが心底野球好きだってのは123しかり祭りしかり、参加してみてよく分かりました。少しでも今年はお役に立てて良かったです。SCLにアロハが感化された部分は大きいと思います。引っ込み思案も多少いますが(笑)、今後ともうちのメンバーと仲良くしてあげてください。よろしくお願いします!