![アロハ 日高選手 壮行試合](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=270x1024:format=jpg/path/s3cf3f01dbb3896b4/image/ida262846760037e0/version/1393764200/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%8F-%E6%97%A5%E9%AB%98%E9%81%B8%E6%89%8B-%E5%A3%AE%E8%A1%8C%E8%A9%A6%E5%90%88.jpg)
アロハベースボールクラブ念願の初タイトルSCL優勝を果たした2013年。そこに至るまで、チームの大黒柱として機能してくれていたのが正捕手の日高選手でした。
しかし、2014年3月、彼は海外転勤という事情でチームを去らねばならなくなりました。。
度重なる雪などで、その日をあっという間に迎えることに。最後の舞台は大田スタジアムで対戦相手はSCLでも旧知のモリソンズさん。
壮行試合として臨んだこの一戦は、モリソンズさんにも事情をご理解頂き、アロハは歴代投手をずらりと並べ、1回ずつの継投。
先発はベテラン、日高選手とも同期の高山投手。先頭打者を失策で出すもゲッツーで3人に切って取る。持ち前の小気味良い投げっぷりで飄々とサムライらしく送り出す。
2回は左腕、二見投手。日高捕手からは投手として期待をされていたが、守備との兼ね合いであまり公式戦で投げることはなかった男。この日はテンポよくくせ球を投げ込み、これまたゲッツーで3人で締める。
3回、若手投手として台頭しつつあり、かつ器用さから捕手としての出場が今年も増えそうな橘投手がマウンドへ。ヒット、振り逃げ、死球、そして四球で押出しと1点を失うも、これまた日高選手の伝家の宝刀捕手からの三塁牽制でチェンジ!
4回、数少ないアロハのノーヒッター、吉松投手が登板。立ち上がりこそボールが先行するも、持ち前の伸びのある球で3人で切って取る。
5回はアロハの昨年度MVP、岡投手。ヒットと失策で走者を出すも粘りの投球で3アウト目を三振で獲り、貫録の無失点。
6回はこちらもアロハ躍進の立役者、田村投手がマウンドへ。三振こそなかったものの8球で3アウトを取る圧巻のピッチング!
打線のほうも、3回裏に一死2・3塁から吉松選手が左中間を破るスリーベースヒットで逆転すると、山本選手・日高選手の連続タイムリーで一挙6点を奪う。その後も高山選手、またまた日高選手にタイムリーが出て累計10点を奪い、勝利を手にすることができました。
この日は3打数3安打4打点1美技の日高選手が文句なくMVP。まさに有終の美という活躍でした!
およそ10年という年月にわたり、癖のある投手陣をまとめあげ、場面に応じた貢献度の高い打撃でチームを引っ張ってくれた日高選手を失うことはアロハにとって本当に痛いのですが、彼の新天地での活躍を願いつつ、またいつの日か白球を追える日が来ることを楽しみにしたいと思います。
日高さん、長い間本当にお世話になりました。ありがとうございました!
![アロハ 日高選手 胴上げ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=500x10000:format=jpg/path/s3cf3f01dbb3896b4/image/i1a806813298943a4/version/1393766065/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%8F-%E6%97%A5%E9%AB%98%E9%81%B8%E6%89%8B-%E8%83%B4%E4%B8%8A%E3%81%92.jpg)
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